あまりにおいしかったので、ブログでご紹介。
LA暮らし4年目にして、まさかの、今さらの、タコス中毒に陥り、金曜日から毎日いろんなタコスを食べ続けて早5日目。それでも飽きないバラエティの豊富さも、タコスの魅力です。
そんな「勝手にタコス祭り」真っ最中に、「LAのタコなライフスタイルを祝う」という、ストリート文化などを紹介しているブログ"
LA TACO"に、先日、わたしにとってあまりに旬な情報がアップされていました。
メキシコ移民が多いLAは、言わずと知れたタコス天国/激戦区。ゆえに、日本で言うラーメンのような、国民食ならぬ、市民食的な地位をLAで獲得しています。
そんなLAで、"
Tacos Madness 2012"なる壮絶な最優秀タコス選抜バトルが繰り広げられ、見事に優勝の座を勝ち取った、"Maliscos Jalisco"(マリスコス・ハリスコ?)というタコス・トラックに行って来ました。
メキシコ/南米移民が多く住むディープなイーストLAに駐在している、Maliscos Jalisco。そのキャッチフレーズも"Tacos De Camaron"(海老タコス)とうたっているだけあって、タコスの種類は海老の1種類。潔い! フード・トラック真っ盛りなLA(全米かな?)だけあって、
yelp、facebook、
twitterもちゃんと押さえています。
スペイン語よく分からないけど…メニューです!
先ずは、店主のおっちゃんに、シュリンプ・タコスをオーダー。しかも$1.75と激安(140円くらい?)。30秒ほどで出て来たそれは、パリっとした皮に包まれたタコスに、キャベツを刻んだホームメイドのサルサがかかっています。中身はあっさりしたクリームに包まれた海老ちゃんたち。聞けば、タコスは揚げてあるのだそう。揚げたてにあっさりサルサがかかっているので、意外にすごーくさっぱり。
Tacos De Camaron シュリンプ・タコス♡ う、うまい(涙)
お次は下調べしておいた、海老とタコのセビーチェ風のTostadas Mixta、$5(400円くらい)をオーダー。タコスの皮の上に、調理されたやわらか〜い海老とタコがたっぷり、+フレッシュなアボガド、玉ねぎ、トマトがのっかっていて、あっさりデリシャス。う、うますぎだろう、これ。
Tostadas Mixta トーストしたミックス料理って感じかな。これもメキシコの伝統料理
あまりに夢中になってタコスをおかわりする(w)わたしに話しかけて来た、店主のおっちゃん曰く、先ずはスメソニアン誌に紹介され、それからセレブシェフとして知られるレイチェル・レイの雑誌に紹介され、そして先日、LA TACOの優勝を獲得したのだそう。LA TACOはちゃんと食べ比べているんだろうけど、うまい店は、話題が話題を呼ぶものやな〜。
Maliscos Jaliscoが掲載された、レイチェル・レイの雑誌
Every Day with Rachael Ray
スメソニアン誌の記事:
How America Became a Food Truck Nation
「メキシコのSan Juan de los Lagosに住んでいた時と同じレシピ、という店主のRaul Ortegaさん」アメリカ風にアレンジしたタコスではなく、まさに本場メキシコの味!
ストリートの石段に座って食べていたお客さんたちは、庭師やガラクタ・リサイクル屋さんなどの肉体労組者の常連客風の人たち、それからプラスチックのボトルを回収していたおじいちゃん。Maliscos Jaliscoが、ハードワーキンなメキシコ人の胃袋をまさに故郷の味でおいしく満たす、日本のラーメン屋台的な存在であることが伝わってきます。
写真を撮った瞬間、おっちゃんが振り返り、「こら! いま写真撮っただろ! ダメだよー、撮る前に一言言ってくれないとー。髪の毛とかさなくちゃ!w」
しかも、「あー、おなかいっぱい」、と満足してチルしていると、後から来たメキシカンのお客さんは、なんと生牡蠣をオーダーしていました。「えーーー、そんなのあるの!?」と英語で話しかけたんですが、通じてなかったみたい。今度はオイスターだー!
あーーーーー、うまうまだった。ありがとう! また来るよ! マリスコス・ハリスコ! グルメなレストランもいいけど、やっぱりこういうところが落ち着くな〜。
Mariscos Jalisco
3040 E Olympic Blvd
Los Angeles, CA 90023