Def Comedy Jam buddy: Dj Kid Capri & Mike Epps @ VH1 Hip Hop Honors Week in NYC 2006/10/7
今月号は、レジェンド中のレジェンド、"The World's Greatest DJ"の名を誇り、TVで初めてDJパフォーマンスをした男、ミックステープを商業的成功に導いた第一人者でもある
キッド・カプリ師にインタビューさせていただきました。
サウンド&レコーディング8月号
■US Beat Makers Lab.
キッド・カプリ
トレンドが目まぐるしく入れ替わるヒップホップ界で、オールドスクール出身でありながら、今なお第一線で活躍し続ける理由は、彼の話しをうかがっいて十二分に伝わってきました。
DJとしてクラブのオーディエンスを熱狂させるのと同じ観点と視点でプロデューサー業、ビートメイキングを行う姿勢には、彼を"キッド・カプリ"たらしめる所以、醍醐味をひしひしと感じ受けました。
「金のためじゃない。好きでたまらないから続けてきたまでのこと。だからこそ今の今まで、輝き続けることができたんだろうな」
自信と純粋さを持ちながら話す、彼のバイオ映画'The Craziest Kid'の中での言葉も印象的です。
キッド・カプリのオフィシャルサイトの「FEAURED」の「CLICK HERE]でトレイラーが見れます。
そのラウドなトークやDJスタイルからはちょっと意外でしたが、基本的な質問、ひとつひとつに、レコードをスピンして見せてくれたり、ビートをドラムマシーンに入れて打ち込んで見せてくれたりと、非常に丁寧で気さくな方でした。
ヒップホップが始まった頃、まだラップ・レコードなんて存在しない頃、DJがレコードにつけていたマーキングを見せていただき、そのストーリーを聞いたときには、レジェンドを目の前にヒップホップの歴史を体感した興奮と幸運に、もう体中が鳥肌におおわれてしまいました。
自身のレーベル、ノー・キディング・レコーズから、新人アーティストのプロデュース業などでも多忙なキッド・カプリ。
レコード所持数は、なんと、15万枚。(ぶ、ぶっとび) 150,000枚ですよ。
8歳の頃からDJを始めたという、筋金入りの生涯職人キッド・カプリのヒップホップをどうぞ。